2009年6月10日水曜日

情熱とアナリティカル・シンキング

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企業もアートであって、テクノロジー・オンリーではない。たしか、開高健の文章で、サマセット・モームを書いた件を思い出した。モームは若い頃、貧乏で、仲間とエロ小説を書いて一発当てようと思った。そこで、売れる条件を調査し、いろいろ考えて、「売れるはず」のポルノを書いて出版した。ところが、それは全然売れなかった。モームがそこから得た教訓は、一片の情熱もなければ他人は共鳴してくれない、ということ。

もちろん、情熱があっても必ずしも売れるわけではない。

成功は確率なので、偶然に支配されているのだが、おそらく「情熱」は何らかのポジティブ・フィードバックを呼ぶ。そもそも低い確率の成功なのだから、分析的に詰めただけの「企画」が当たる「確率」はさらに低いのだろう。

これは、実世界の多くの側面に当てはまる。

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