2011年3月1日火曜日

働かないアリに意義がある



自分の身体をなめなめしてたりして、全く働かないアリが一定の割合いることは何かで読んで知っていたが、その意義を考えることはなかった。この本にひとつの仮説が書いてある。全働きアリが全力で働くよりも、数10パーセントのアリが遊んでいて、よっぽど必要になってから働くようにしたほうが、巣全体のサステナビリティが高まるという説だ。また、ミツバチの例では、遊んでいなくても、餌のありかを示すダンスに呼応してついていく場合、ついていくのが下手で道筋を間違えたりするハチが一定割合いたほうが、巣全体の長期的なパフォーマンス(餌を採る量)は高まるとか。ちょっと予定調和的な仮説のようにも思うが、多様性がプログラムされた真社会性生物の生き残り戦略は面白い。

0 件のコメント:

コメントを投稿